チューク人のお葬式(ビューイング)

先日、前職で共に働いていた元スタッフの身内のお葬式に行ってきました。

チュークとチャモロのハーフである元スタッフ。彼女のパートナーが若くして亡くなったという悲報を聞いたのは5月末。すっごく働き者で明るい性格の彼女が大好きで、いつか自分のビジネスでスタッフを雇えるようになったら、絶対にまた一緒に働いてもらいたい!と思っていたし、今でも思っている。

一緒に働いていた時は、お迎えに来る彼女のパートナーとはよく会っていたし、私の夫とも何度も対面していました。私たち夫婦が大好きだった、今はなきレストランのマネージャーをしていた彼女のパートナーは、私たちの仕事中に、彼女と私にまでレストランから差し入れを持ってきてくれたり、気配りをしてくれた子でした。

残された彼女と2人の子供を思うと胸が苦しいです。まだ30歳にもなっていなかったと思う。グアムでは、ローザリーと言ってお通夜が9日間続くという話を以前書いた事がありますが、家庭によって異なります。

チューク人の今回の彼のローザリーは、もっと長く行っていた様子。

亡くなってから約1ヶ月後の6月末、彼女の自宅で行われたお葬式に行ってきました。ビューイングと言い、ご遺体がセレモニー会場や今回の場合は自宅に移送され、最後のお別れをするものです。前にも書きましたが、ご家族がご遺体と対面できるのは、亡くなった当日とこのビューイングの2回だけ。私がチューク人の方のお葬式に参列するのはこれが3度目となってしまいました。

私の経験から、チュークの方のお葬式に参列する上での礼儀作法的なことを備忘録として残しておきます。


服装は白か黒。チュークの方は、島のドレス・ムームーで参加します。今回のご家族は、真っ白なムームーを来ている方が多かったです。念のため、チューク人の知り合いに聞いたところ、白か黒を着て行けば良いとのことでした。女性はスカートタイプの白か黒のドレスで参列される方が好ましいようです。おそらく、チュークでは、男性の前でパンツを履いていることは無礼に当たるという風習からだと思います。

会場に到着。チュークの方が道路にもたっくさん!どこから入るの?と聞きましたが、みんなも分からず道路で待機していたみたい。先陣切って、入り口を探し、会場内へ入りました。ご時世ですね。体温チェックと手の消毒が入り口でありました。ご家族で担当を決めて配置して、感染対策をされていました。

家族(男性)に握手。チュークは男女をしっかりと分けるルールみたいなものが根付いています。まずは男性陣が座る席を通りながら、一人一人に握手をしていきます。「Kinisou キニソウ」とチューク語で「ありがとう」と言われました。「どういたしまして」って言うのも変なので、何も言えず深くお辞儀だけしながら10人くらいの男性と握手しました。

1ドルを投入。ご遺体の足元または頭もとに、ボックスが必ず設置されています。その箱に、1ドルを入れる風習があります。1人1ドルだそうです。1ドル札は必ず準備していきましょう。今回は、ご遺体に対面前の足元付近に設置されていました。夫婦それぞれ1ドルずつ入れました。

ご遺体へ挨拶。男性への握手が終わると中央に配置されたご遺体へ。ご遺体の周りには、お花や写真入りのポスターがずらりと並んでいました。ご遺体に触れて最期の挨拶、お祈りをします。私は結婚後もカトリックにはなっていないので、日本と同じように手を合わせてご冥福をお祈りしました。

ご家族へ挨拶。元スタッフがご遺体の枕元にいました。ずっと泣いていて、顔を上げることもやっと。それもそうだよね、亡くなった初日以降、ご遺体は病院に安置されているので、久しぶりの対面で、現実を目の当たりにしなければならない。本当に本当に辛い現実だよね。ギュッと彼女を抱きしめて、彼女の背後にいたお母さんに香典を渡し、その隣に大人しく座る彼女の2人の子供に声をかけました。

家族(女性)に握手。お祈り後の退散順路に、女性が座っています。その女性一人一人に握手をしていきます。先ほど男性にしたことと同じように。チュークには、日本人との混血の方が多いので、礼儀作法も似たものがあります。彼女のファミリーも、日系の血が混じっており、チュークで一番大きい日系ファミリーの血筋でもあります。

お土産を受け取る。日本で頂く返礼品(会葬御礼)みたいなものかな。お葬式に参列した人に、出口で配られますので受け取ってください。後で聞いたら、受け取らなくても失礼にはならないようです。出口でまた手の消毒をしてもらい、帰路につきました。


何度行ってもやはりお葬式には慣れないです。涙が止まりませんでした。人々は声を出して泣きます。声や感情を押し殺すことはしません。感情のままです。そこが人間らしくて、グアムにいる人々らしいなと毎度思うし、美しいとも思う。

できることならお葬式には参列したくありませんが、こういう日が来る事は必ずあるものです。お葬式に参列するにあたって、ルールや礼儀作法があるかな?と思い検索しましたが、見つからなかったのでブログにしました。グアム在住の方や、そうでなくても、チュークの方のお葬式に参列されることがある方に参考になれば幸いです。

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