自由の国アメリカ グアム・ワクチン騒動と今のグアムの現状

ハッファデイ!グアムに恋するCoco(ココ)がグアムからお届けしています。

先月末、私が住むグアムではちょっと混乱が起きました。(3分で読めます)

グアムでは、8月に入って感染者数が急増し、ワクチン未接種への対策として、8月20日(金)に「レストラン等でのワクチン接種証明の提示命令」をグアム知事が下したことで、グアムに怒涛の混乱が起きてしまいました。その決定というのは以下の内容。

2021年8月23日(月)より、飲食店ならびにバー、クラブ、ジム、映画館、フードコート、スポーツイベント、ボートクルーズ、ダンススタジオなど、マスクを外す場所への入場は、ワクチン接種者のみとする。なお、各従業員は9月27日(月)までに完全接種すれば良しとする。なお、集会は100人以下のワクチン接種者へと制限される。これに反する個人(利用者)には$100〜$1,000、事業主には$1,000〜$10,000の罰金を課す。(8/20/2021)

ワクチン完全接種カードを見せないと飲食店にも入れませんよ〜というものです。つまり、上記の業種に就ている人は、これに従わない限り職を失うことになります。ニューヨークでも裁判騒ぎになっていましたが、グアムでは政府を動かす動きも見られました。

ワクチン接種会場に長蛇の列

「このままでは仕事を失う!」「仕事に支障を来たす!」と、発令のあった週末には1100人のワクチン接種者が会場に詰め掛けたそうです。週が明けた月曜日のマイクロネシアモールの接種会場には、開店時間11時と同時にワクチン希望者が一気に走って入場、接種会場の1階だけで収まらず、モールの2階にまで列を成したそう。まるでブラックフライデーセールだったとか!

グアム在住UFCファイターの動画が拡散

3万8千以上のフォロワーを持つグアム在住UFCファイターは、ワクチンにはまだ不安があるということを唱えた上で、今回の決定はやりすぎだ!と声を上げる動画を公開。また、今まで政府はコロナ感染歴のある人を免疫獲得者として扱っていたにも関わらず、急にワクチンを強要し、私生活に支障を来たす強制執行があって良いのかと激怒。「選択の自由」を求める動画。政府の発表からわずか数時間の間に、この動画は拡散され4万4千回以上再生されました。

グアムホテル&レストラン協会「話が違う」

出典:Pacific News Center

グアムホテル&レストラン協会が「事前に衛生局と会談済みだが、従業員へのワクチン強制は知らされていなかった」など、細い話の食い違いを指摘した上で、「職場でのワクチンは常に各雇用主次第。当協会は過去7か月間、多くのワクチンクリニックを率いてきましたが、ワクチンの義務化を推進したことは一度もない」と発表しました。その後、知事は取締りを8月23日(月)からではなく、その2週間先の9月6日(月)からにすると追加。

「選択の自由」求めるデモ発生

写真:Pacific Daily News

知事の発表の翌日、タムニングでは「選択の自由」を求めるデモが発生しました。同じグアム島民をワクチン接種者と非接種者の2つに分裂し「ワクチン差別」を促すまたは煽るとも捉えられる今回の決定から、「自由の国アメリカ」、チャモロ人の精神「ハッファデイスピリット」の想起を訴えました。

ビジネスオーナーの悲鳴

某フィットネスクラブオーナーや某コーヒーショップのオーナーは、自分の店にすら立ち入ることができなくなることに苛立ちと喪失感を露わにしました。健康的理由やワクチンへの不安から接種を選択しないなど、個々の意見は無視され、選択の自由を奪われるこの決定について、KUAMの生中継で討論されました。

分け隔てないサービスを決めた企業

これらを受けて、8月23日(月)から知事命令はスタートされたわけですが、個人(消費者)の自由を尊重し、平等なサービスを提供することを目的に、いくつかの企業は閉店またはテイクアウトのみへと切り替える思い切った決断をして称賛を浴びる一幕もありました。なんともグアム らしい。

政府、内容を一部変更

Facebook

週が明けて知事命令がスタートした夜、政府は、ワクチンの必要性と逼迫した状況になってきていることを改めて説明した上で「みんなの声は聞こえています。」と知事がビデオメッセージを配信。その中で、「入場制限のワクチンは1回までの接種でOK」へと変更したこと、「従業員は週に1度の陰性証明提出でOK」に変更したことを伝えました。前述した方々の行動がしっかり伝わった結果となりました。グアムだからこそできるんだろうな。

米国1の感染増加率

出典;The New York Times

しかしながら、ニューヨークタイムズのデータを見ると、2週間で68%もグアムの感染者数が増えているんです。(2021年9月14日現在)この比率は、米国の中でダントツです。(次がノースダコタの48%増。)今のグアムは完全なホットスポットです。

コロナで若年層が亡くなる

今までのコロナって、若くて健康な人に害はほぼないと言われてきたけど、新種のコロナはそうではないよう。9月に入ってグアムでも20代・30代と若くして亡くなる方が目立ってきました。悲しい。

本当に必要な人に病床を譲る覚悟

ここまで来たら、ワクチンに不安があった人もワクチンを打つ覚悟を決めた人もいます。ワクチンを推奨する理由が「コロナ以外で病院を必要とする人に迅速に対応できる余裕」を与えるためだと気付いたからです。そう言っている私がその一人。ワクチンを打っていても感染しますが、打っていないで感染した方が病院にお世話になる確率が高く、本当に必要な人の病床を奪わないようにしよう、と思ったことが理由です。

今グアムでは、またロックダウンした方が良いのではないか?と話も上がっています。わたくし、Cocoのファミリーもしばらく集まることが禁止になりました。暗いニュースが続きますが、気持ちだけは明るくいたいものですね!在住組の友人から頂いた言葉「絶対生き残ろうね!」。皆さんにも届け!

それではアディオス!

みんなが1つになってニコニコ平和な日々でありますように。。。

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