再熱するチャモロの伝統「スリングストーン」の大会がグアム初開催

あっという間に4月も中盤に入りましたが、3月のチャモロ月間(チャモロマンス)を振り返り、今日は「スリングストーン」について少しお話しします。

毎年3月のグアムは、グアムがスペインに発見されたディスカバリーマンスです。スペインに発見されるまでは外交こそありながらも、自国の言葉を話し、「チャモロ」という人種で文化を根付いていました。スペインでも日本でもアメリカでもなかった時代でした。スペインに占領されるまで、文字を書く文化がなかったため、これまでに発掘された遺跡や言い伝え、また後にスペインが書き残した書籍や絵画から歴史が探り出されています。

その中で、「スリングストーン」という投石技術が古くからあったことが、遺跡などからわかっています。スリングストーンとは、武器や狩猟として使える投石用の石で、スリングはヨーロッパでも歴史があり、今でもスポーツとして文化があります。

ラグビーボールのような形状をしたものがストーンの形で、実はグアムの島旗にも採用されています。

投石をするための、ポケットが付いたロープをスリングと呼びます。

これをグアムでスポーツとして復活させたいと立ち上がったのは、THE FOKAI SHOP -ザ・フォッカイショップ- オーナーのローマン。ロタ島出身の格闘家・Pat Ayuyu-パット・アズズ- と人間国宝的存在のGuelu’ -グエル- さんのスリング作りや技を見て、歴史を知り、失いかけているチャモロ文化を残すために立ち上がりました。

グアムは、アメリカナイズされている一方、チャモロという血を誇りに思う方も多く、興味を持つ人は多かったものの、普及させるには安全面も考慮したり、教えるための必要な人材を集めたりと一筋縄ではいかなかったよう。

By The Guam Daily Post

地道に活動を続けながら、ローマンの視野は世界へ。

スペイン・マヨルカで毎年開催される、世界大会に、ローマンとグエルさんは、シンガーのブランディ、ダンサーのトニー、キッズダンサーのジョサイヤの計5名で参加し、2018年には、キッズ部門、女性部門でトロフィーを持って帰ってきた。

それでもローマンの目標は、グアムで普及させることでした。世界13ヵ国で今も続くスリングストーン文化を、グアムの歴史と文化を蘇らせたい!ターゲットは、グアムがスペインに発見されてから500年の節目を迎える2021年だ!

今年3月の終わり、遂にローマンはグアムで大会を実現することができました。

その会場となった、ヒルトンホテルの隣に丘の上、チャモロサガンコットゥランカルチャーセンターには、担当者さんも見たことのないという程の賑わいだったそうで、それぞれが達成感に満ち溢れていました。残念ながらグエルさんはオフアイランド。それでもこの大会を目にした、学校関係者からオファーがあり、今月も公立学校でスリングストーンのオリエンテーションが開催されています。

これからの活躍も楽しみです。

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