グアムに伝わる昔ばなし “離島へ飛んだタガ少年” の物語

たまにはグアムに伝わる物語を。
みなさん、グアムのビジネス街・ハガーニャ(HAGATNA)エリアにある図書館の壁面アートをご覧になった事はありますか?その壁面アートに描かれているのが、今回シェアするグアムの昔話の主人公である「タガ少年」

グアムで一番強かった男・マサラの息子

むかしむかし、グアム・サイパン・ロタ・テニアンを含む、北マリアナ諸島には”巨人”が住んでいたと言われている。そこに、北マリアナ諸島で彼に勝てる者はいないという伝説の男・マサラがいた。彼が、この物語の主人公・タガの実の父である。

マサラは、息子(タガ)の誕生を誇りに思っており、人々へ自慢して見せていたほど。しかし、タガが幼児に成長するにつれて、人々はタガが持つ力強さに気付き始めた。子供にしては体も大きく、人々の注目を受けるタガを、マサラは羨ましく(妬ましく)なったそう。

子供ながら巨大で力強いタガ

ヤシの木を根こそぎ引き抜くタガ by issuu.com

ある日、タガはペットにしていたヤシガニ(ココナッツクラブ)と遊んでいると、ヤシガニがいつの間にか姿を消していた。タガはヤシガニが入りこんだ穴を、ヤシの木の麓に見つけるも取り出せない。困ったタガは、ヤシの木を抱えるなり根こそぎ引っこ抜き、ヤシガニを救出。
近くで見ていた父・マサラは、息子の力強さを目の当たりにした。

マサラの嫉妬と怒り

あまりの力強さを持つ息子へ嫉妬し、怒りを覚えた父は、この子が成長と共に自分より強くなってしまえば「息子に殺されてしまう」とも思い、この凄まじい力の持ち主である実の息子を先に殺してしまおうと彼を追いかけた。
怒り狂った父に怯えたタガは、グアムの最北端へ走った。

タガ、ロタ島へ飛ぶ

島から島へ飛び移るタガ@グアム公共図書館の壁画

今では「チャイルドポイント」と呼ばれる地点(デデド)へ着くなり、タガは大きく飛び跳ね、グアムから約40マイル(64.5キロ)先にある、ロタ島へとひとっ飛び(ジャンプ)し、父から逃げた。
ロタ島(アスネベス村)に着いたタガは家を建てるため、ラッテストーン(家の土台となる石)を掘り始めた。彼は何ヶ月ロタ島に潜んでいたのだろうか。いくつかの巨大なラッテストーンを掘り出すも、それを家の土台として組み上げられることはなかった。父・マサラがロタ島へ向かっていることが分かったからだ。

タガ、テニアン島で生涯を遂げる

House of Taga by Guampedia

父・マサラがロタ島へ向かっていることを知ったタガは、ロタ島の隣島・テニアン島へと飛んだ。こうしてタガは父から逃れることに成功。無事に家を建てることができ、テニアン島でチーフ(首長)となり、生涯を遂げたと言い伝えられている。

物語の証拠の数々

島から島へジャンプって、ちょっと信じられないような話だけれど、この物語には関連付けられる、証拠と言えるものが残っているのだとか。その一つが足跡。グアムを飛び跳ねた時に付いた足跡と、ロタ島に着地した時の足跡の両方が今でも残っていると言われている。グアムの足跡がある場所は現在、米軍基地の一部となり確認する事ができない。ロタ島も写真すらないけれど、代々語り継がれている話でそれをタトゥーにまで彫り、語り継いでいるチャモロの方もいる。

タガストーン遺跡 in ロタ島
最初に着地したロタ島には、彼が掘り出していたラッテストーンが今でも残っている。

タガの家 遺跡 in テニアン島

首長となったタガが住んでいたとされる遺跡、ラッテストーンが今でも残っている。

まとめとおまけ

TAGAは人間だったのか、巨大化した別種の人間だったのか、はたまたはアメリカにいると言われているビッグフットだったのか…。「親より強くなってはいけない」という教えに基づいての想像の世界だったのか。この物語は今でも語り継がれています。

最初に紹介した、ハガーニャにある図書館は、アガニアショッピングセンターの目と鼻の先!アガニアエリアへ行った際には是非とも壁画をチェックしてみてください!!

ビッグフット関連でこんな動画が出てきたのでおまけ。ちゃんと見ていないけれど、もし、動画内に出てくる遺骨サイズがタガなら、グアムからロタへジャンプできたかもしれない。

Si Yu’us Ma’ase ♡ Coco(ココ)

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